南米の代表的なプロテスタント賛美歌作家、また教会音楽家として国際的な活躍を続けるパブロ・ソーサ氏。日本賛美歌学会の第9回大会(2009年9月)では、その活火山のようなソーサ氏を講師にお迎えし、彼の創作した賛美歌や彼の推薦による南米の作家の創作賛美歌を日本語訳した歌集を出版しました。彼の講演では、キリスト教信仰を表現する南米独自の「声」を求め続けた軌跡が語られ、解説と共に多くの賛美歌が日本語訳で歌われ、全国各地で持たれた講演会も合わせて、多くの人々が深い感銘を受けました。信じられるのか、信じられないのか、信じたいのに信じられないのか…、現代社会の狭間で揺れ動く私たちの微妙な心が、これらの歌に反映されています。その表現の独自性や新鮮さは目を見張るばかりです。ぜひ、手に取ってご覧ください。
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