全国でたくさんの公共ホールが建設され、ソフト面の運営がいま行き詰まっています。新潟県南魚沼にある小出郷文化会館は、ホール建設にあたり、行政ではなく地域住民がイニシアティヴを取った全国でも珍しい例です。本書はホール建設までのプロセスを息づまるようなドキュメンタリータッチで描いたもので、筆者は、新潟県における鑑賞事業が環境の変化と共にどのように変わってきたかについて概説しました。
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